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ディスプレイ製品の防水対応について

 

この記事では、ディスプレイ製品の防水対応についてご紹介します。
まず、記事内で登場する用語について説明します。

・ディスプレイモジュール:部品状態のディスプレイ
・ディスプレイ製品:ディスプレイモジュールを組み込んだ完成製品(モニターなど)

 


図:ディスプレイモジュール(部品)

 


図:モニター(完成品の例)

 

ディスプレイモジュール単体では防水性はない

よく誤解されがちですが、部品(ディスプレイモジュール)の状態で防水性を持つ製品はありません。ディスプレイを使用する製品に防水性を持たせるためには、筐体(ハウジング)と組み合わせる際に何らかの対策が必要です。ここでは、ディスプレイが関係する、表示面側の防水対策について解説します。

 

表示面側の防水対策

ディスプレイの表示面側の防水対策には、主に以下の2つのケースがあります。

1. ディスプレイモジュール単体を使用する場合

ディスプレイモジュールを筐体に組み込む際、多くの場合、透明パネルなどを組み合わせます。この場合、防水性は筐体と透明パネルの間で確保する必要があります。図:構造図(透明パネル使用例)

2. カバーガラスやタッチパネルなどと組み合わせて使用する場合

このケースでは、カバーガラス(またはタッチパネル)の裏面に防水両面テープを貼り付け、その両面テープで筐体と接着固定することで防水性を確保します。例えば、Nitto社 No.57120BのようなIPx7相当の防水両面テープが使用されます。製品によっては、コーキングを併用したり、メンブレンシートを追加したりすることもあります。カバーガラス(タッチパネル)、ディスプレイモジュール、両面テープは一体化した状態で供給されることが多く、特に防水両面テープが必要な場合はカスタマイズ対応となります。

図:カバーガラス+ディスプレイモジュール+両面テープの例

 

図:構造図(カバーガラス)

 

防水性を高める両面テープの形状

カバーガラス裏面の両面テープは、通常の用途ではコスト面から「L」形状を使用しますが、防水性や気密性が必要な場合には、両面テープは「ロ」形状に加工して貼り付けます。

図:両面テープ「L」形状と「口」形状

カスタマイズ製作で意匠と防水性を両立

ディスプレイモジュールのカスタマイズ製作では、カバーガラスの形状やロゴ印刷、テープの種類や厚さなどを自由に設定できます。これにより、防水性を持たせつつ、製品の意匠に合わせたデザインも可能になります。 お客様の用途に応じて適切なご提案をさせて頂きます。お気軽にご相談ください。

 

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